【症例集】便秘:腹筋調整と腸揉みと骨盤矯正

症例【便秘】

Mさんという三十代半ば女性に便秘をご相談いただきました。
学生の頃から便秘気味だったそうですが、最近になってよりひどくなってしまったとのことです。


意外に思われるかもしれませんが、便秘でご来院いただく方はとても多いです。
また便秘は整体での改善率が高い症状でもあります。
便秘改善の整体で行うのは、腹筋と腸へのアプローチ、それに加えて骨盤矯正です。
特に腹筋の調整は便秘改善において重要です。
腹筋は骨格矯正が中心の施術院では触れませんし、マッサージ店などでも腹筋を揉むことは稀です。
ですから見落とされがちなのですが、腹筋がこっている方がたくさんいらっしゃいます。
また、腹筋は自覚症状の出にくい部位でもありますので、こっていることにご本人でもなかなか気づけません。


腹筋が硬直するとどうなるでしょうか?
腹筋に限ったことでないのですが、こった筋肉というのは硬直します。
腹筋が硬直してしまった場合、内臓を不自然に締めつけて、内臓の働きを悪くしてしまいます。
内臓の働きが悪くなれば、当然ながら便秘などの不調が起こります。
腹筋のこりは便秘改善に大敵なのです。
しっかりと調整(整体)する必要があります。

便秘整体の具体的な内容

Mさんにもまずは腹筋の調整(整体)からはじめました。
腹筋をチェックしてみると、腹筋がガチガチに硬くなっています。
軽く押さえるだけでも、強めの痛みを感じるそうです。
自覚はまったくなかったそうですが、Mさんも腹筋がこっていたようです。
便秘で悩んでいる方の多くが、Mさんと同じように、腹筋がガチガチに硬くなっています。
この腹筋は放っておけませんので、念入りに筋肉を調整(整体)しました。
腹筋の調整が終われば、次に腸揉みを行います。
腸揉みはみなさんもご存知だと思います。
内臓(腸)に直接働きかけるテクニックです。
腸揉みで内蔵が活発に働くようにサポートさせていただきます。
腸揉みのあとは骨盤矯正も行いました。
骨盤矯正まではしなくて済む症例も多いのですが、Mさんの場合は骨盤がかなり歪んでいました。
便秘への影響があるなしに関係なく、歪みすぎた骨盤を放っておくのは良くありません。
骨盤矯正も行わせていただきました。


初回の整体では便秘に変化はなく、2回目の整体に少し改善がみられ、3回目でいっきに好転したそうです。
また、Mさんいわく、便秘が改善されてから、体重が減ったとのことです。
便秘はダイエットの大敵と言いますが、本当にそうなのかもしれません。

整体部位

腹直筋・腹斜筋・内臓(腸もみ)・骨盤矯正